鳥人第33羽 ~アオゲラ

アオゲラだからアオいのです。
このアオは古来日本、万葉の頃より親しまれた色なのです、たぶん。
いや、調べてみましたよ「日本の色辞典」
一番近そうな色は海松(みる)色。
浅瀬の岩に生える海藻、海松の色で、
江戸時代この落ち着いた色合いが中高年の間で流行したそうです。
ほらっ。
そんな渋い衣装をまとったアオゲラは、この辺ではコゲラの次に身近ですが、
日本の固有種です。外国人バードウォッチャーに会ったら紹介してあげましょう。aogera003

 

 

 

 

 

 

 

この鳥に対して、鳥人として思い入れが深いのは、
ここ愛川に越してきてからほぼ毎日見られたからです。
特に繁殖期には、普段の鋭い「キョッキョッ」という声とは程遠い、
「ひおーっひおーっ!(ひにアクセント)」が聞こえる度に
胸をざわざわさせられていました。
毎日朝と夕方、家から見えるハリエンジュに、時にはつがいで出勤してきました。
・・お気づきですか、過去形で書いています。
2011年9月の大型台風でこの樹が倒れ、細いハリエンジュは残ったものの、
そこにごくたまに来るだけになってしまいました(号泣)
そう大移動はしないので、近くで営巣していると思われます。
細いハリエンジュにも探せば虫いるから、なんなら幹で虫飼って繁殖させるからさ、
また毎日来てお願い(懇願)

*参考 『日本の色辞典』 吉岡幸雄著/紫紅社
(2012年4月号会報に掲載)


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