鳥人第34羽 ~鳥の羽根

野鳥に興味が出てくると、羽の美しさ、突き詰めると
一瞬のスキも感じさせないその機能美に、誰もが驚かされるのではないでしょうか。ツバメ羽

 

 

 

 

 

 

 

この羽根は、事故で死んだと思われるツバメの幼鳥を拾い、
各部分ごとに抜いたものです。
幼鳥なので尾羽はまだ短い。でも特徴のある白斑は、はっきり確認できます。
バラバラに並べないとわからない次列風切羽の先端のくぼみはなんのためにあるのでしょう?
航空工学的に(?)必要なのでしょうか。
次の写真は、四季の森公園で拾ったシメの翅。シメ羽

バサバサとまとまって落ちていたので、
猛禽の食痕と思われます。こちらも次列風切羽の先端がスパっと切ったような直線で
この特徴でシメだとわかりましたが、なんのためなのでしょう?
鳥の羽探しは、食痕を見つけるのが楽な方法です。
民家近くでは、カラスとキジバトのものばかりですが、
冬にカモが集まる池などに行くと美しい羽が比較的楽に見つけられます。
一度是非、鳥の羽探しをしてみませんか?
羽を一枚拾って、どの鳥のどの部分なのか考える時、
犯人さがしの探偵気分と、パズルのピースを埋め込む爽快さを一挙に味わえます。
そのうち、コレクションをしたくなり、その先は死がいをみつけてきて抜く、
という道を歩むことになるのです・・

(2011年6月号会報に掲載)


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