神奈川の身近な自然を訪ねて ~陽だまりの里・境川遊水地公園で初冬の野鳥を楽しむ~


日 時:12 月12 日(火)10:00~15:00 晴れ、16 日(土)10:00~15:00 晴れ
参加者:一般 67 名(12 日 37 名、16 日 30 名)、スタッフ 12 名

両日とも天候に恵まれた中、小田急線湘南台駅から4班に分かれ、境川遊水地公園に向けて歩きだしました。途中、街路樹の落葉したハナミズキの枝に、小さいお椀型の鳥の巣を見つけました。参加者から「カワイイ~」「なんの鳥の巣かしら」の声が上がり、小さな巣とそのかたちから皆で考えると、スズメ、シジュウカラなどの声があがり、最後に正解のメジロが出ました。

その先で境川と今田遊水地に出ました。境川流域は、田畑が市街地化して「保水・遊水機能」が著しく低下し、大雨で氾濫するようになり治水対策として今田遊水地・下飯田遊水地・俣野遊水地が整備されました。この境川遊水地公園には、様々な生き物が生息できるビオトープが整備され、いろいろな野鳥などが観察できます。

今田遊水地では、オオバン、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギなどそれぞれの体の特徴やえさの採り方を観察しました。カワセミは、冬の陽射しを浴びてその光の当たり方によって、水辺の宝石よろしくブルーやエメラルドグリーンに輝きを変化させ、参加者から「綺麗ねー。」の声が。また、カワセミがホバリングから急降下して水中に飛び込み、何度も失敗しながらも小魚をとらえる姿に歓声があがりました。

途中、「相模国準四国八十八ケ所」の札所の一つ東泉寺を訪ねます。山門前には、樹齢400年といわれる大イチョウ、境内にはモチノキ、クスノキ、カヤなどの大木があります。柿の木にシジュウカラ、メジロ、オナガなどが来て、照柿色(てりがきいろ)に熟した実を競うようにつつき、隣接した琴平神社のマユミには、たわわに実った実が割れて赤い種子が顔を出し、それを6~7羽のメジロがついばんでいました。

東泉寺は、以前は境川のほとりにありましたが水害で何度も流され、高台に移されたとのこと。階段をおりる途中で雪化粧をした富士山を眺めました。再び境川に戻り、鷺舞橋の上から、クイナ、タシギなど、下飯田遊水地では、カワラヒワ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、マガモ、コガモなどを観察しました。

境川遊水地情報センターに到着し、昼食。センターを出て俣野遊水地へ。境川の河原ではイソシギ、ビンズイ、キセキレイ、ハクセキレイ、境川沿いの畑にキジ(メス)、モズなどが、また上空には、オオタカ、チョウゲンボウなどが見られました。両日とも、陽だまりと水辺ののどかな環境の中を散策し、多くの鳥を見ることができました。

メジロの巣

今田遊水地

カワセミ

アオサギ

東泉寺へ

東泉寺境内

クイナ

下飯田遊水地と鷺舞橋

ダイサギ

俣野遊水地と境川遊水地情報センター


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神奈川の身近な自然を訪ねて ~鎌倉長谷周辺の歴史を訪ね、秋の海に思い馳せる~


日 時:11月22日(水)晴れ、および25日(土)晴れ
参加者:11月22日 30名 25日 60名 両日合わせて 90名

江ノ電長谷駅に集合、霊源閣に向かいました。霊源閣は、大正期に、山本条太郎氏の別邸として建築された数寄屋建築です。建築当時の状態がほぼ保たれており、2016年に国登録有形文化財に指定されました。

大広間で霊源閣の歴史の説明をしていただき、その後、茶室や客間などを案内していただきました。庭園では、アカマツ、マテバシイ、スダジイ、カクレミノ、紅葉したモミジなど多数の樹木を観察しました。

霊源閣は、標高約40mの高台に建てられており、大広間や庭園からは由比ヶ浜から材木座の海岸を一望することができました。

安齊商店、加賀谷邸、長谷子ども会館(旧諸戸邸)など、鎌倉市の景観重要建築物に指定されている建築物を見ながら、長谷の旧市街地を歩き、甘縄神社、そして昼食場所でもある鎌倉文学館に向かいました。

甘縄神明宮は、鎌倉最古の神社ともいわれています。社殿は、相模湾を望むことが出来る高台にあり、背後には、照葉樹の森が広がっていました。神社の手前には、故川端康成邸があります。

鎌倉文学館は、昭和11年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が建築したもので、相模湾を見下ろすことが出来る高台に位置しており、当時の鎌倉の別荘を代表する建物の一つです。館内では、川端康成、小林秀雄、里見弴、大佛次郎など、300人を超える鎌倉ゆかりの文学者が紹介されていました。特別展「リスペクト 好き、好き、大好き」が開催されていました。

展示を見学した後、庭園で昼食。昼食後、は、バラ園を見学。様々な名前が付けられたバラを鑑賞しました。

海浜植物のハマユウ、イソギク、ハマヒルガオなど、また、海岸に打ち上げられた海藻や貝などを観察しながら由比ヶ浜を歩き、海浜公園から坂ノ下の住宅地を抜け、江ノ電長谷駅に戻り解散としました。

霊源閣の紅葉

霊源閣の庭園

甘縄神明宮

鎌倉文学館

鎌倉文学館のバラ園を見学

由比ヶ浜で三浦半島等の景観を説明

海浜公園でソテツの観察


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かながわジュニア・フォレスター教室2017 第3回「森で遊ぼう」


日 時:10月21日(土) 8:30~16:00
場 所:県立秦野戸川公園園路及びバーベキュー場
参加者:一般 23名、JFIKスタッフ 14名、かながわトラストみどり財団 2名、看護師 1名

終日小雨という予報で開催が危ぶまれましたが、活動の大部分が屋根付きバーベキュー場ということもあり、実施することとしました。8時30分より受付開始。さすがに雨のためキャンセルが多く、予定の約半分の23名の参加者となり5班に分けることにしました。

小雨の中、大きなケヤキの下で開会式。かながわトラストみどり財団の挨拶のあと本日のスケジュール等の紹介、安全については特に最近大量に発生している蛭に注意するように説明をしました。

最初はパークセンター前からバーベキュー場までの園路を辿りつつ、ビンゴゲームを兼ねた植物と石の観察です。紅葉の始まった木々を眺めながら、各リーダー等の丁寧な説明に参加者は興味を深めているようでした。ビンゴゲームは分かりやすい設定でほとんどの参加者が完成していました。

バーベキュー場に着いてネイチャークラフトの開始。最初は「ぶんぶんゴマ」です。これは幅2cm、長さ10cmのモウソウチクの竹片に穴を空けタコ糸を通すだけですが、錐を初めて使う子供たちにはナカナカの難作業。そこは保護者も手伝って何とか貫通、あとは糸を通して上手に回していました。

次はシノダケの「パンフルート」。長さ異なるシノダケに蜜蝋を押し込んで栓を作り、吹き口から息を吹き込んで音を出すもの。タケの長さで音階が変わります。蜜蝋で栓を作ることが少し難しいようでしたが、皆少なくとも一本は完成して鳴らしていました。吹き方に要領があります。中には数本のフルートに挑戦する子も。

ネイチャークラフトでお腹のすいたところで「ネジネジパン作り」に入ります。小麦粉を練って粘土細工のヘビを作り、シノダケの先端に巻き付け炭火で焼くだけの手軽なもの。パンを焼きながら周りにサツマイモ、餅を置きます。パンがすべて出来上がる頃にはこの二つも焼き上がります。初めてという子供たちが多く、自分で練って焼き上げたパンをソーセージと一緒に美味しそうに食べていました。

大体お腹のいっぱいになったところで今回の最大のイベント「バウムクーヘン作り」。まずホットケーキミックス、牛乳、卵、砂糖を大きなボール入れよく混ぜ、生地を作ります。次に節を抜いた直径約10cm長さ1.5m程の青竹を炭火であぶり、油分や汚れをふき取ります。青竹の両端を2人で持ち、中央30cm程の幅にお玉で生地を塗りゆっくり回しながら炭火で焼きます。子供たちは生地を作る係、お玉で生地を塗る係、青竹を回し焼き上げる係と分かれて役目を果たします。キツネ色の焦げ目の着いたところでまた生地を塗ります。これを繰り返すこと15回以上、1時間と一寸掛かりました。さすがに終盤には飽きてシノダケでチャンバラを始める子も。出来たバームクーヘンは直径20cm超えの大きなもの。15の年輪がハッキリ見えます。

パン、焼き芋等で満腹ながらケーキは別腹らしく、参加者は市販のものとは一味違うバウムクーヘンを堪能したようです。全部は食べきれず家族へのお土産にした子もいました。

この後全員やや広い建屋に移り閉会式を実施。かながわトラストみどり財団から修了書及び皆勤賞(全3回の教室にすべて参加)の授与後、各チーム代表による感想の発表を行いました。感想は「ぶんぶんゴマ」とはじめての「バウムクーヘン作り」が楽しかったというものが多く、アンケートもほぼ同じような声が多くありました。

最後に全員を引率し、台風の影響でやや雨脚の強くなった中、バーベキュー場を後にパークセンターに向かい、そこで解散としました。

ケヤキの木の下で開会式

雨の中で自然観察

竹に穴を開けて「ぶんぶんゴマ」作り

出来上がった「ぶんぶんゴマ」を早速回してみる

次は「パンフルート」作り

出来上がった「パンフルート」を吹いてみました

ネジネパン焼き

協賛ダイドードリンコ殿の飲み物を配布

バウムクーヘン作り

出来上がったバウムクーヘンを美味しくいただきました

修了書の授与

班代表の感想発表

最後に集合写真を撮りました


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神奈川の身近な自然を訪ねて ~酔芙蓉の里を巡る~


日時:9月23日(土・祝)9:30~15:00 晴れ
参加者:42名

(9月28日(木)54名の申し込みがありましたが、雨天中止となりました)

小田急新松田駅から、バスで「まましたバス停」へ移動、観察会を開始しました。心配していた雨も朝方には上がり、青空も覗く絶好の観察会日和となりました。

車道を外れて農道にはいります。入口でストレッチをして体をほぐしました。この水路沿いの農道では、多くの野草を観察ができます。稲田沿いの農道では、たわわに実った「はるみ」という品種のイネを紹介しました。

酔芙蓉農道は「花による地域おこし」として、平成7年に水田区画整理の一環としてスタートし、「あしがら花紀行千津島実行委員会」の皆さんが、種をまき、苗木を植え、育て、守ってきたそうです。丁度、今が「酔芙蓉祭り」の期間でもあり、花は見ごろを迎えていました。

あちこちの畦道では真っ赤なヒガンバナも見られ、空の雲にも秋を感じさせてくれました。

千津島観音堂は福沢諭吉ゆかりの寺で、当時の住職と懇意にしていたことから、度々訪れて地元の人たちとの交流もあり、明治22年の町村制施行の際、合併でできた新しい村は「福沢村」と名付けられたとのことです。

朝日観音堂は茅葺屋根の宝形造り、江戸時代の建物と推定されています。鎌倉時代に土石流によって埋没し、現在地に移されたものと言われています。お堂の脇の墓地から続く道は「旧足柄古道」で、東西を分ける足柄峠にも近く、北方守護、鎮護の神「木造兜跋毘沙門天」が祀られています。

アサヒビール神奈川工場は安藤忠雄建築研究所により「『森と水の工場』ガンブリヌスの丘」をコンセプトとして設計され、敷地の50%以上が緑地という自然いっぱいのビール工場として、2001年に竣工しました。13:30から1時間の工場見学と試飲を楽しみ、買い物などをしてから、バスで小田急新松田駅へ戻っていただきました。

水路沿いの農道

稲穂の畦道

酔芙蓉農道

酔芙蓉と彼岸花と稲穂

千津島観音堂

朝日観音堂

アサヒビール神奈川工場

試飲会場


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四季の森公園 自然を訪ねて~昆虫探索~


日 時:2017年8月20日(日)曇り
参加者:一般36名、公園1名、JFIKスタッフ:6名

北口広場に集合して観察会を開始しました。リーダーの挨拶の後、3班に分かれて池や葦原の周りを歩きました。S班は子供とその家族、K班とM班は大人のグループとしました。

14時半まで観察し、その後に室内でこの日に見た昆虫の確認や虫と人との関係などの話しがありました。

午前中に入念な下見をして本番に備えました

リーダーの挨拶で開始です

S班は子供と家族のグループで、和やかにスタート

M班はじっくりと観察していきます

K班はセミの抜け殻の区別など盛りだくさんです

S班だけ右回りで、里山を進んでいきます

葦原の草むらではたくさんの昆虫を観察できます

前半に時間を費やしたS班は葦原を周らずショートカットで進みます

スズメバチの巣を確認しました

K班とM班は続いて、後半の里山を進んでいきます

最後に、室内で全体を振り返りました

サトキマダラヒカゲとミノムシが並んでいました


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かながわジュニア・フォレスター教室2017 第2回「森で暮らそう」


日 時:7月29日9:20~30日16:00
場 所:足柄森林公園丸太の森
参加者:子ども55名、大人9名
スタッフ: JFIK 25名、かながわトラストみどり財団 1名、看護師 1名

雨も心配される曇天の中、9時20分より受付を開始しました。けやきの広場で、主催者挨拶、開村式とオリエンテーションを行いました。ストレッチ体操の後、班別のアイスブレイキングで自己紹介等を行い、観察会に出発しました。

今回の観察会は木の葉に注目したものです。葉の役目、付き方、広葉樹と針葉樹の違いを各リーダーは個々の樹木を前に解説しました。落ち葉拾いでは大きなホオノキの人気が高かったようです。途中にあるあずまやに拾った葉を持ち込んでスケッチ、木の葉に対する興味を深める班もありました。

林業体験は剪定ばさみで笹を中心とした下草等を伐るものです。今回の林業の意義と作業上の注意をした後、現場に入りました。初めははさみの使い方に戸惑っていた子供たちも、作業の終盤には上手くなり時間が来ても「まだやりたい!」との声も出ました。子供ながら数の力は強く、作業開始時とは見違える程きれいになったスギ林を後にしました。

キャンプ場に戻り15:00から夕食の準備です。カレーライス作りはほとんどの子どもたちに経験があるようで、各班とも分担を決めスムーズに取り組めたようです。キャンプという共同生活では、初めて会った子どもたち同士がすぐに親しくなって、コラボができることには目を見張るものがあります。

夕食後19:00からはキャンプの大きなイベントの一つであるキャンプファイヤーです。天狗の火付け式から始まり、エールマスターの他、担当スタッフのパーフォマンスに大いに盛り上がりました。

引き続き行ったナイトウォークは、アンケートでも初めての子どもが多く、大分興味を持ったようでした。曇天のため予定していた星空観察は諦め、旧福澤小学校でタブレット端末によるムササビの説明を聞きました。帰り道、運の良い班は複数のムササビを観察できたそうです。

翌日は昨夜からの雨もあがり、6時30分よりラジオ体操で1日の開始。朝食のカートンドッグも初めての子どもが多かったのですが、意外に手軽にできることもありバナナとともに美味しく食べていました。

ややカラ梅雨気味で、昨年より大分水量の少ない中でリバートレッキングに入りました。カワゲラ、トビケラなどの川虫、サワガニ、カエル等を観察しつつ遡上、堰堤等危険箇所にはロープを張りスタッフがガイドします。堰堤を登りきると相当達成感があるようでした。しかし中には滑って首まで水に浸かる子も。

けやきの広場に戻りおにぎり弁当で昼食。午後はシロダモ、ミズキ、スギ等細めの丸太でネイチャークラフトです。のこぎりで輪切り又は斜め切りで主に名札、コースター等作るもの。のこぎりを使ったことのない子どももあり最初は多少手こずるものもいましたが、最後は紐を通して完成させていました。

この後2日間の活動をアンケートと感想文にまとめ、各班代表が発表しました。感想の中には、他班とも交流したかった、もっと自由に活動したい等建設的意見もあり大いに参考になりました。

最後に参加者に修了書をお渡しし、全員を駐車場まで引率し散会しました。

開村式

ウォーミングアップ

葉の観察

葉のスケッチ

林業体験で笹の剪定

協賛ダイドードリンコ様提供の飲み物配布

カレー作り

キャンプファイヤー天狗登場

ナイトウォークでムササビ説明

朝のラジオ体操

朝食はカートンドッグ

リバートレッキンッグで堰堤越え

堰堤を無事クリア

ネイチャークラフトで丸太切り

閉村式で感想発表

修了証の授与

最後に全員で集合写真


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神奈川の身近な自然を訪ねて ~天狗伝説と花咲く里山を訪ねて~


日 時:7月15日(土)晴れ、および19日(水)くもり
参加者:両日合わせ64名

大雄山駅前に集合後、順次バスにて大雄山最乗寺に向かい、最乗寺門前よりスタートしました。樹齢350~500年を数えるうっそうとした杉木立の中、曹洞宗で3番目の格式を持つ最乗寺の境内を進みます。瑠璃門より寺内に入ると壮大な伽藍が展開します。

境内での見どころの植物は、セッコク、ハクウンボク、ヤマユリ等。ヤマユリは今が盛りでちょうど見ごろ、ハクウンボクは実を観察することが出来ました。

本堂(護国殿)、金剛水堂、一擲石、境内にある唯一のお墓(松平大和の守の墓)などを巡り、天狗に化身し最乗寺の守護神となったと言われる道了大薩埵(だいさった)の浄域に入ります。

大天狗、小天狗像や道了尊化身像、奉納された高下駄などが。三面大黒天前には樹齢600年を超える三本杉があり、パワースポットとしても知られています。途中、ミヤマシキミの青い実、マタタビやタマアジサイ、ボダイジュなどを観察。不動堂、多宝塔(最乗寺最古の建物)、洗心の滝を経て昼食場所へ。

昼食後は碧落門を出、座禅石、和合の杉、袈裟掛けの松を経て「花咲く里山」のコースへと向かいました。

ここからは木立の中の心地良い散策コースで、ウリノキ、オトメアオイ、ミツバなどを観察。また、ミョウガとヤブミョウガの区別も確認、最乗寺の墓地を過ぎるとカゴノキの大木、ビロードモウズイカやセイヨウニンジンボクの花々も。

インドハマユウ、アゼムシロ(ミゾカクシ)、アキノタムラソウ、ホルトノキなどの花たちにも出会うことが出来ました。また、花の時期ではありませんでしたが、フェイジョアや、この地域ならではのザルギク、ダイユウザクラにも。

最後は、大雄山最乗寺よりも起源が古いとされる南足柄神社に立ち寄り、イチイガシを観察し、大雄山駅へと向かいました。

ちょっと花の少ない時期ではありましたが、大雄山最乗寺のうっそうとした杉木立や壮大な伽藍群、緑の中の「花咲く里山」の散策と、夏の一日を楽しんでいただけたものと思います。

最乗寺参道入り口

三面大黒天への階段、まだ元気です。

樹齢600年を超える三本杉の間がパワースポット

イロハモミジの木にセッコクが着生

最乗寺明るい境内

最乗寺本堂

花咲く里山は日差しが強い、フェイジョアの果樹園


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神奈川の身近な自然を訪ねて~山滴る玉縄を歩き、フラワーセンター(大船)に遊ぶ~


日 時:6月17日(土)10:00〜15:00 晴れ (6月21日(水)は雨天のため中止になりました)
参加者:37名

まずまずの天候の中、大船駅から柏尾川の流れを下り、駅弁で有名な大船軒本社と鎌倉ハム富岡商会を抜けて北条氏と里見氏が戦った際の戦死者の首を弔った、と言われる玉縄首塚へ。

岡本トンネルを抜けて神明神社に立寄り、人家の間の見過ごしてしまいそうな路地から山へと続く階段を上ると緑に囲まれた平安時代の創建と伝えられる岡本神社に出ます。

神社の横から岡本神社の奥社へと続く山道は平安時代からの道と言われるが、今は人もあまり通らないようで、スダジイ、モチノキ、ヤブツバキ、ヤツデ、ヤマザクラ、コナラ、スギなど、人が手を入れない森に囲まれる尾根道を辿ります。

尾根道の「ぶっけり仏」と呼ばれている北条氏の供養墓があった場所から道は下り、木の根が所々張り出した急な山道を滑らないよう下りました。

玉縄城主であった北条氏の菩提寺である龍寶寺の境内はきれいに整備され、金毘羅宮、新井白石の碑、国の重要文化財の旧石井家住宅、民族資料館など、玉縄の歴史に触れることができました。

フラワーセンターで昼食をとり、午後はここでつくられたタマナワザクラを始め、今が盛りのハナショウブ、樹高100mに成長するセコイア、ミズカンナの花、ハンゲショウの白い葉と花、ハンカチノキの実、国内の森に生育する樹木、温室では色とりどりの花の他、日本にはないスミレ科の木などを見ることができました。

途中険しい山道もありましたが、みなさん怪我もなく、玉縄の自然と歴史、それにフラワーセンターの花々を楽しんで頂けたようでした。

大船観音と柏尾川

大船軒

玉縄首塚

岡本トンネル

神明神社

岡本神社

龍寶寺へ向かう尾根道

北条氏供養墓(ぶっけり仏)址

龍寶寺

旧石井家住宅内

玉縄城付近の模型(民俗資料館)

大船フラワーセンター菖蒲園

バラ園

温室のスイレン

温室のブーゲンビレア

花壇に咲く色とりどりの花

池に咲くハス

妖しい色のヒスイカズラ


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かながわジュニア・フォレスター教室2017 第1回「森を知ろう」


日 時:6月24日(土) 9:00~15:10
場 所:県立四季の森公園
参加者:一般22名、JFIKスタッフ12名、トラスト財団1名、看護師1名

梅雨の合間の晴となり暑い中の活動となりました。スタッフは北口事務所前に集合、ミーティングを行い9時から受付開始。多少の欠席もありましたが合計22人の参加者で予定通り4班に分けることにしました。

かながわトラストみどり財団の挨拶のあと、スケジュール等の紹介、安全については特に熱中症対策の水分補給等について説明をしました。次に愉快なストレッチ体操で身体をほぐして出発。

今年の森を巡るクイズラリーは、森の役目、大切さを知るために、その基礎となる水の循環に注目した内容です。水がどのように流れ、その水を植物がどのように吸収するか等、森の生き物や植物を観察して、理解を深めるのが目的。水の動き、樹々の比較、葉の付き方、役目等の質問をつくりました。各リーダーは標識のある場所等で子供たちに問い掛け、考えさせ、解説を加えていました。時には大人の想像を超えた子供たちの答えに、リーダーが戸惑う場面もありました。

12時頃ワークセンター到着、昼食・休憩後、13:00よりゲーム開始。最初は動植物のカルタ取りです。例年同様、班別対抗にしたので、大いに盛り上がりました。昨年、時間の関係でカットとした決勝戦まで行いましたが、ここまで来ると学習効果もありカルタの取リ方は相当早くなっていました。

次に「コウモリと蛾」のネイチャーゲーム。このゲームはまず10人位で手をつなぎ人の輪を作ります。その中で1人が目隠しをしてコウモリになり、蛾になった3人に声をかけながら捕まえるというものです。小さい子がコウモリになった場合少し大変でしたが、そこは輪を小さくしてカバー。大変な熱気となりました。感想文でもこのゲームが一番面白かったというのが多かったようです。

小休憩後、プログラムリーダー手書きの紙芝居よるクイズラリーの回答と森の役目の解説、さらにストローと長いチューブによる樹の水の吸い上げ体験。いずれも参加者は森の役目それを構成する植物に対する興味を深めていました。

この後アンケート・感想の記入と発表、修了証授与と講評の後閉会となりました。アンケート・感想にも「ネイチャーゲームが楽しかった」「水や森の役割が分かった」「また参加したい」との声が多くありました。

2017年度の第1回かながわジュニア・フォレスター教室は、天気にも恵まれ、参加の皆様、多くのスタッフの協力で、無事終了することができました。

第2回「森で暮らそう」は足柄森林公園丸太の森で1泊キャンプです。詳細はこちら

活動の様子を写真でご覧下さい。

北口で受付

開会のあいさつ

ストレッチ体操

蓮池付近で観察

クヌギの解説

ホタルと水の説明

葉はどのように付いているかな?

この水はどこから来たの?

昼休みに草笛の練習

後援いただいたダイドーさんの飲み物を美味しくいただきました

生き物カルタ取り

ネイチャーゲーム

紙芝居で森の説明

感想発表

閉会式で修了証授与

最後に参加者全員で集合写真


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四季の森公園 自然を訪ねて~シダの観察~


日 時:6月18日(日)13:00~15:00 曇り後雨
参加者:一般20名、公園1名、JFIKスタッフ15名

公園内の約30種のシダを観察しました。普段見分けがつけにくいシダをじっくりと観察
していただきました。途中から雨が降り出し、慌ただしい後半になりました。

北口広場に集合し、リーダーの挨拶の後、3班に分かれて観察を行いました。
観察会の様子を写真で紹介します。

午前中は下見を行い本番に備えました

リーダーの挨拶でスタートしました

3人の班長が、それぞれの持ち味で進めていきました

小川の岸に生えるシダを観察

山側の薄暗い通路は絶好の観察ポイント

ハナショウブがきれいでした。珍しいシダの仲間ミズニラが生えています

その奥には、ジュウモンジシダやイワガネソウがあります

ドクダミの群落が目立ちました

池を一周して、最後の観察スポットです

ハナショウブに雨が降り注いでいました

アジサイには雨がお似合い


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