21世紀の森 アドベンチャー自然教室1 ~森に集まれ!春のアドベンチャー~


開催日:4月21日(日)
参加者:一般約7名、JFIKスタッフ3名

朝からの雨は覚悟していましたが、午後は雨が上がるとの予報に昆虫観察は少し期待していました。雨のためと思われるキャンセルが多く、少しさみしい陣容でしたが、集まった子供たちの目は輝いていました。品川さんによる本日のクラフト「八重のかざぐるま」は比較的簡単な4枚羽のかざぐるまの後に、難易度を上げて八重に取り組むという子供たちを飽きさせない構成でした。

期待していた午後の昆虫観察でしたが、当てが外れて霧雨状態のままとなってしまいました。それでも、自然大好き子供たちですから、一度夢中になると雨など降っていないかのように昆虫を探し回っていました。

天候には恵まれませんでしたが、苦労して作った八重のかざぐるまを大事そうに袋に入れている顔は、とてもうれしそうで達成感に満ちていました。

八重のかざぐるまの説明

八重のかざぐるまの説明

かざぐるま作り

かざぐるま作り

 

 


21世紀の森 春の野鳥観察会


開催日:4月27日(土)
参加者:一般約30名、JFIKスタッフ3名

GW初日は快晴!富士山もよく見えるよい天気でしたが、野鳥観察にはこの晴れはあまりよくないのか、鳥影は薄く、見られた鳥は2班合わせて4種。しかしながら声が聴こえたものを含めると20種で、数えると案外多いのでした。

また、なかなか見られないヤマトグサ、ホタルカズラ、フタバアオイなどの珍しい野草もゆっくり観察できたし、お弁当を食べたセントラル広場では、ウスバシロチョウがひらひら。比較的ゆったりと飛ぶチョウなので、子供達は手づかみしていました。

展望広場からは海まできれいに見渡せ、最後には、なんとかオオルリの囀り、ヤマガラの姿も確認し、満足した春の一日でした。

時計台跡から富士山を望む

時計台跡から富士山を望む

20130427フタバアオイの観察

フタバアオイの群落を観察

ちょっと珍しいヤマトグサ

ちょっと珍しいヤマトグサ

20130427展望所から

展望所より足柄平野を望む参加者の皆様

ふわふわと飛び交うウスバシロチョウ

ゆったりと飛ぶウスバシロチョウ

 


21世紀の森 冬の野鳥観察会


開催日時:2月2日(土) 10:00~14:30
場 所:県立21世紀の森(南足柄市)
テーマ:冬の野鳥観察会
参加者:一般18名、スタッフ6名

あいにくの雨と強風予報により、前日に10名ほどのキャンセルが出てしまいましたが、21世紀の森担当者の「午前中にはやむ」との判断から、雨プログラムにより予定時刻から実施しました。

予定していた「冬鳥の地鳴きの勉強」を挟んで、野鳥クイズやスライドショーなどの雨プログラムを行い、早めの昼食休憩を済ますと、空は見事に晴れあがって風も止んでいました。

天気と2時間ほど遅れた出発のせいか野鳥の数は17種と少なめでしたが、最後にはウソの亜種「アカウソ」をじっくり観察できるなど、それなりに充実した観察会となりました。おまけとして、突然の春陽気に浮かれたヤマアカガエルの大合唱や、窓ガラスに激突死したばかりのウソのメスを手にとって間近に観察することができました。

木材工芸センター前の池ではヤマアカガエルが盛んに鳴いていました。間もなく卵塊が見られるのではないでしょうか。

ルリビタキやジョウビタキなどの冬鳥をスコープで間近に観察できました。

最後にはウソが出てくれました。本当です。

窓ガラスに衝突死したと思われるウソ