ラブロック博士によって提唱されたこの説は、地球そのものが生命体であり、自己調節作用を有しているというものである。森林生態系、海洋圏や大気圏も含むシステムが生命体のように活動しているという、このガイア仮説は、どちらかというと科学的には否定されているようであるが、非常に魅力的な概念として信奉者は多い。まさに自然の摂理そのものとして、私に響いてくる。
例えば大気中の酸素濃度が常に21%に保たれているのは何故か?
もし酸素が増えすぎたら、陸上には山火事が頻発して酸素を消費するし、逆の場合には森林が増加して酸素を増加させるに違いない。
(海に関しての言及は省略する)
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巨樹がくれた夢
2021年2月12日 佐藤 憲隆