<ショウジョウソウ(トウダイグサ科)>
葉っぱが段々赤くなっていくことを酔っぱらいに見立て、酒好きの妖精である猩々を名前の由来にしている、という点が気にいってます。この赤を見ると、花は葉の変化形なんだなということを実感する。退職後の「サンデー毎日」の私、今日も昼呑みで顔が猩々です(笑)。
9月10日 横浜市緑区にて坂間至朗さん撮影
<ショウジョウソウ(トウダイグサ科)>
葉っぱが段々赤くなっていくことを酔っぱらいに見立て、酒好きの妖精である猩々を名前の由来にしている、という点が気にいってます。この赤を見ると、花は葉の変化形なんだなということを実感する。退職後の「サンデー毎日」の私、今日も昼呑みで顔が猩々です(笑)。
9月10日 横浜市緑区にて坂間至朗さん撮影
<タマムシ〈ヤマトタマムシ〉(タマムシ科)>
全体に緑色に輝き(構造色)、背中に赤と緑の縦じまがある。
<キマダラカメムシ(カメムシ科)>
東南アジア原産 繁殖力が強く、10年ほど前から公園などでも多く見られるようになった。
<ヒメシロコブゾウムシ(ゾウムシ科)>
全身が灰白色の粉に覆われているが、はがれやすく後に黒っぽくなる。
<スケバハゴロモ(ハゴロモ科)>
前翅はほとんど無色、翅脈は暗褐色。幼虫は白くて長い毛束が特徴。
8月4日 神奈川県立自然環境保全センターにてK.S.さん撮影
<シロソウメンタケ(ソウメンタケ科)>
カサや柄がなく、全体が白くひょろと伸びるキノコ。数本が束になって発生する。
<ハグロソウ(キツネノマゴ科)>
2枚の花弁が特徴。葉の色が暗緑色であることが名前の由
<キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)>
早春に葉を出し、花が咲くころに一旦葉を落とす。葉がカミソリに似ている。
<マツカゼソウ(ミカン科)>
小葉の先が丸いのがアキカラマツとの区別点。爽やかな名前と同じく葉がいい匂いがする。
8月4日 神奈川県立自然環境保全センターにてK.S.さん撮影
<アオノリュウゼツラン(キジカクシ科)>
今年は、30~50年に一度しか咲かないアオノリュウゼツランが開花したとの情報が、日本各地からありました。江の島の頂上にある庭園、「サムエル・コッキング苑」でもアオノリュウゼツランが開花したとの情報があったので、7月27日に行ってみました。
頂上にある展望タワー、「江の島シーキャンドル」の近くでアオノリュウゼツランが3株開花していました。2株はアオノリュウゼツランの群落に中にあり、高さ5mほどの花茎に花がびっしりと咲いていました。もう1株は群落から少し離れた場所にあり、株丈は人の背丈よりも低い1.5mほどでしたが、花茎の頂上部に花が咲いていました。30~50年一度しか咲かないはずなのに、芽生えてから数年以内と思われる子株にも花が咲いているということは、花の咲いている親株の開花情報が、この子株に伝達されたからなのでしょうか。どうやって伝達されたのだろうか。
調べてみると、「アオノリュウゼツランは子株をたくさんつけて無性的に増える」、とあるので、群落の中で開花していた株丈5mほどの親株から発芽した子株が開花したのでしょうか。でも、子株は花茎に付く、とあります。この子株は親株から少し離れた場所にあったので、花の咲いた親株の根茎で増えたのかなあ?不明です。誰か知っている方いませんか。
また、花にはハチが群れていたので、花粉媒介者の一つはハチなのでしょう。人の背丈より低い子株の花の基部を絞ってみたら、透明の液体が湧き出てきたので舐めたら甘かった。蜜でした。30~50年に一度しか咲かないアオノリュウゼツランの花を観ることができたうえに、蜜まで味わえた貴重な体験をしました。 (広川記)
7月27日 江の島 サムエル・コッキング苑にて広川一久さん撮影
<ブラシノキ(フトモモ科)>
オーストラリア原産です。真っ赤な長い雄しべが試験管ブラシのようで目を引きます。
<ニオイシュロラン(キジカクシ科)>
ニュージーランド原産。花が香り、樹形がシュロに似ていることからの命名。5月の半ばにウワミズザクラ(?)と思わせる花です。
5月16日 保土ヶ谷区狩場の丘にてA.S.撮影
<カザグルマ(キンポウゲ科)>
園芸植物のクレマチスの原種のひとつ。明るい林縁に自生する。神奈川県では、絶滅危惧IB類に指定。
5月3日 横浜市西谷駅前にてH.Y.さん撮影
<キアゲハ(アゲハチョウ科)>
身近な蝶の代表格。幼虫の食草はセリ科植物。幼虫は自宅のアシタバに毎年のように出てくるが、誰かに捕らわれていくようで、いつの間にかいなくなっている。
5月3日 横浜市たちばなの丘公園にてH.Y.さん撮影
<ハマエンドウ(マメ科エンリンソウ属)>
浜に生えるエンドウに似た花。地下茎を長く伸ばして横に這い、海岸の過酷な条件に堪える。
<トベラ(トベラ科トベラ属)>
葉に臭気があり扉に挟んで魔除けにしたと言う。葉が厚く、防風、防砂林としてもつかわれる。
<ハマダイコン(アブラナ科ダイコン属)>
海岸の砂地に生え、大根の野生化とされ、大陸から古い時代に渡来したと考えられている。
4月29日 真鶴岬にてK.S.さん撮影
<ミツバアケビ(アケビ科)>
雌雄異花、新葉の脇から総状花序を出し、花序の先に十数個の小型の雄花を付け、基部に雌花を1~3個つける。
<キジムシロ(バラ科)>
奇数羽状複葉で5~7枚位の葉をつける。似ているミツバツチグリは3枚の小葉からなる。
<カタクリ(ユリ科)>
栗の実の片割れに似ていることから名付けられた。(諸説あり)スプリングエフェメラルの代表で、地上に出ている時間は春先の4~5週間足らず。
<ノジスミレ(スミレ科)>
種名のスミレに似た茎の無いスミレ。花に香りがあり、葉柄に翼が無い。
<ヤマルリソウ(ムラサキ科)>
5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色に変わる。ワスレナグサの仲間。
<ヒトリシズカ(センリョウ科)>
ブラシ状の花序が1本伸びる。3本の雄しべが白く目立つ。花被は無く2対の十字対生をした葉をもつ。
<ジロボウエンゴサク(ケシ科)>
伊勢地方の方言ではジロボウ(次郎坊)は太郎坊(スミレ)に対する事を言い、どちらも距を掛け合い引っ張って遊んだ事による。
4月7日 厚木市の県立自然環境保全センターにてK.S.さん撮影
<アメリカヒドリ(カモ科)>
少し珍しい冬鳥で、眼から後頭部への緑色の光沢が特徴です。ヒドリガモ達と一緒に水面で休憩中でした。
2024.3.15 酒匂川(小田原市)
<イワツバメ(ツバメ科)>
夏鳥のイワツバメですが、今年の初認でした。狩川の橋の下に営巣する様です。 同時にツバメも確認出来ましたが、小田原周辺には越冬ツバメも居る様です。
2024.3.15 酒匂川支流の狩川(南足柄市)
<カワアイサ(カモ科)>
冬鳥のカモの仲間で、雄は白黒のスマートな体形です。漢字では「川秋沙」と書き、この鳥が渡ってくると、秋が去り冬が来ることが由来とのこと。
2024.3.15 酒匂川(小田原市)
<クロサギ(サギ科)>
白いコサギの群れに交じって黒いサギが居ました。神奈川県では留鳥で、真鶴半島や城ヶ島の岩場に多いですが、砂浜で見かけることは珍しいのではと思います。
2024.3.15 酒匂川河口(小田原市)
<コチドリ(チドリ科)>
主に春と秋に日本を通過していく旅鳥です。目の周りの黄色いアイリングが特徴です。
2024.3.15 酒匂川(小田原市)
写真は全てH.N.さん撮影