<ミツバアケビ(アケビ科)>
雌雄異花、新葉の脇から総状花序を出し、花序の先に十数個の小型の雄花を付け、基部に雌花を1~3個つける。
<キジムシロ(バラ科)>
奇数羽状複葉で5~7枚位の葉をつける。似ているミツバツチグリは3枚の小葉からなる。
<カタクリ(ユリ科)>
栗の実の片割れに似ていることから名付けられた。(諸説あり)スプリングエフェメラルの代表で、地上に出ている時間は春先の4~5週間足らず。
<ノジスミレ(スミレ科)>
種名のスミレに似た茎の無いスミレ。花に香りがあり、葉柄に翼が無い。
<ヤマルリソウ(ムラサキ科)>
5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色に変わる。ワスレナグサの仲間。
<ヒトリシズカ(センリョウ科)>
ブラシ状の花序が1本伸びる。3本の雄しべが白く目立つ。花被は無く2対の十字対生をした葉をもつ。
<ジロボウエンゴサク(ケシ科)>
伊勢地方の方言ではジロボウ(次郎坊)は太郎坊(スミレ)に対する事を言い、どちらも距を掛け合い引っ張って遊んだ事による。
4月7日 厚木市の県立自然環境保全センターにてK.S.さん撮影