<カラスノゴマ(アオイ科カラスノゴマ属)>
短い雄蕊と長い二本の雄蕊が特徴。種子をカラスが食べるゴマに例えた。世界に1種のみ。日本、中国、朝鮮に分布。
<ヤマホトトギス(ユリ科ホトトギス属)>
ヤマホトトギスは花被片が強く反り返り、ヤマジノホトトギスは横に向き、ホトトギスは上に立ち上がるのがそれぞれの特徴。
<ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)>
花色は西日本では紅紫色、東日本では白色が多い。古来より下痢止め、胃腸病に効能がある。薬草として知られることから「現の証拠」。イシャイラズ、タチマチグサ等多くの異名がある。
<オオハナワラビ(ハナヤスリ科ハナワラビ属)>
シダ植物で栄養葉と胞子葉の二形成がある。栄養葉の羽片が鋭頭で、似ているフユノハナワラビが鈍頭なのと区別する。
(10月5日 神奈川県自然環境保全センターにてK.Sさん撮影)



