レモンエゴマ・ツリフネソウ・ミゾソバ・ヤブマメ


レモンエゴマ(シソ科シソ属)>

葉をちぎって揉むとレモンの香りがする。以前は葉に含まれる香油を抽出して、レモン油と称して香料に利用された。

ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)>

茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色の花が船が釣り下がるように多数咲く。花の後ろに伸びる距が渦巻き状に巻く。

ミゾソバ(タデ科タデ属)>

水辺に多く花は金平糖に似る。葉の形が牛の頭に似ているところからウシノヒタイとも呼ばれる。根元に閉鎖化もつけ、種子を稔らせ群落を作る。花弁に見えるのはガク。葉芽はおひたしや天ぷら等にして食べられるので、イヌソバの汚名を免れたか?

ヤブマメ(マメ科ヤブマメ属)>

がく片が紫色に染まる。種子は3~5個。閉鎖化は細い地下茎に付き、豆果も地中にできるが、種子は1個しか入っていない。似ているツルマメは小葉が細長く、地上のみで繁殖。

(10月5日 神奈川県自然環境保全センターにてK.Sさん撮影)


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