<ヒメグモ(ヒメグモ科)>
別名ヒホンヒメグモ。体長 雌3.5~5mm、雄1.5~2.3mm。頭胸部はオレンジ色。雌の腹部には、縦に2本、その2本に少し交わって脇腹にむかい左右に2本の白い線があって目立ちます。ほかに黒斑もあります。
雌の腹部の地色は、頭胸部と同色、濃いオレンジ色、くすんで緑がかったものまで色々のようです。薄いピンクに見えるのは卵のう。ふ化した子に母親が虫を与えるそうです。
巣は下部にシート付きの不規則網。不規則網に枯葉を付けそこで待ち伏せしています。卵も枯葉に産み付けます。
(9月24日 川崎市高津区向ヶ丘にて S.H.さん撮影)
<ギンメッキゴミグモ(コガネグモ科)>
体長 雌4~7mm、雄3~4mm。腹部が銀白色。きれいな円網を張り、巣の中央で頭を上にして獲物を待ち構えています。
円網に直線状の隠れ帯を付けることがあります。この写真では1時の方向に1本ありますが、前日は12時半の方向に1本と6時の方向にもう1本ありました。ゴミは付けません。
(9月23日 川崎市高津区向ヶ丘にて S.H.さん撮影)