<オクマワラビ芽立ち(オシダ科)>
多摩丘陵に普通に見られる常緑のシダ。芽立ちの巻いた部分の直径は撮影時で5cm以上。胞子嚢群は葉のおよそ半分より上に付き、包膜は円腎形。よく似たクマワラビは葉の3分の1より上に胞子嚢群が付き、冬にはその部分が縮む。
(3月10日 川崎市東高根森林公園にてS.H.さん撮影)
<コバノヒノキシダ芽立ち(チャセンシダ科)>
岩上に群生する常緑で小型のシダ。公園などの石垣でよく見られる。胞子嚢群は裂片に1~3個つき、細長い楕円形の包膜がある。芽立ちの巻いた部分は撮影時で直径5mmくらい。
(3月10日 川崎市東高根森林公園にてS.H.さん撮影)