第2回フォレストキッズ・スクール『きこりになろう!』


開催日:2月24日(日)
場 所:相模湖・嵐山の森
主 催:全国森林インストラクター神奈川会
後 援:NPO法人緑のダム北相模

風が強くちょっと寒い天気の中、第2回フォレストキッズ・スクールが開催されました。このイベントは主に子供たちを対象とした森林体験教室。「きこりになろう」のタイトルにあるように木も伐ります。今回はガールスカウト東京都を中心に27名の参加がありました。

開会式の後は森林散策。まだ凍った雪が残る径路を歩きながら、樹木クイズ「この木はなーんだ?」に挑戦です。スギ、トチノキ、クロモジなど10種の樹木の性質・活用等をJFIKスタッフがユーモアを交えて解説していきます。参加者は楽しそう。最後はスズメバチの見事な巣も鑑賞できました。

自然観察クイズ

自然観察クイズ

 

お待ちかね。お昼はキノコ汁とチャンチャン焼き。これもわがスタッフが心を込めての力作。寒い日にはなによりのご馳走です。鍋まで往復する参加者の姿を多く見かけました。

炊事班活躍

炊事班活躍

キノコ汁

キノコ汁

昼食風景

昼食風景

 

午後はまずフォレストノバ(森林整備、環境教育に力を注ぐ学生団体)の望月さんの紙芝居から始まります。森の大切さを解りやすく説明してもらいました。こんな紙芝居、我々もつくりたいものですね。

紙芝居

紙芝居

 

さて、その後はいよいよ間伐体験です。伐るのは径30cmほどのスギ。子供たちはスタッフの指導を受け交互に鋸で受け口を切りますが、少々手こずっている様子。慣れない作業だもの、仕方ないですね。それでも何とか追い口を切るところまで漕ぎつけました。後は皆で力を合わせロープで引っ張ります。ドーンと木の倒れる瞬間には皆感激!さらには径6~7cmのアブラチャンの木も持ち帰り、薄く輪切りにして名札、コースターづくり。お土産にしてね。

間伐体験

間伐体験

ロープを引く

ロープを引く

名札作り

名札作り

 

閉会式では全員に修了証を進呈。アンケートには「寒かったけど、クイズも分かりやすく、木を倒すときの迫力は感激で、森の知識も沢山勉強できました」「自然の大切さがよく分かり、こんな機会あればまた参加してみたい」との感想が多く寄せられました。寒い一日ではありましたが、子供たちの熱意と感謝にスタッフの心は温まったように思います。

ガールスカウト集合

ガールスカウト集合