神奈川の身近な自然を訪ねて~陽春の矢倉沢往還・大山道を歩く~


開催日:2013年3月20日(水)
参加者:一般47名、JFIKスタッフ12名

矢倉沢往還は江戸時代は大山への参詣路の一つで、今回はその往時の面影を残している鶴巻温泉近くの善波川沿いの古道を歩くコースで観察会が行われました。丁度、桜の開花時期にあたり、春の山野草、三嶋神社のシダレザクラ、里山の緑のグラデーションが我々を出迎えてくれました。お花見気分も味わえて、参加者 から自然と笑顔がこぼれるような春の1日でした。

20130320矢倉沢往還の歴史を語る

矢倉沢往還の歴史を語る

20130320矢倉沢往還の馬頭観音

矢倉沢往還の馬頭観音

20130320展望を楽しむ

展望を楽しむ

嶋神社のしだれ桜はまさに見頃

三嶋神社のしだれ桜はまさに見頃

カラスウリの種は縁起物

カラスウリの種は縁起物

どれ?スイセンの花びらは

どれ?スイセンの花びらは

陣屋の庭を見学

陣屋の庭を見学

全員元気にゴールしました

全員元気にゴールしました


神奈川の身近な自然を訪ねて~鎌倉広町緑地から腰越の社寺を巡る~


日 時:2月23日(土) 10:00~15:30
参加者:一般 57名、JFIKスタッフ 10名

鎌倉広町は鎌倉の西南部に広がる自然が豊かに残った緑地です。休日ながら訪れる人も少なく、ゆったりと自然を満喫でき ました。また、龍口寺は山門、五重塔をはじめ建物のつくりの素晴らしさに改めて感銘しました。天気も良く、鎌倉の自然と歴史をおおいに堪能しました。

な お、小動神社の昼食時にトンビにサンドイッチを見事にさらわれましたスタッフがいました。手に持った食べ物だけをかすめ盗っていく凄わざに感心したそのス タッフは、これが2度目とのこと。トンビにこの技があれば当分は絶滅の恐れなしと負け惜しみを言ったとか。


第2回フォレストキッズ・スクール『きこりになろう!』


開催日:2月24日(日)
場 所:相模湖・嵐山の森
主 催:全国森林インストラクター神奈川会
後 援:NPO法人緑のダム北相模

風が強くちょっと寒い天気の中、第2回フォレストキッズ・スクールが開催されました。このイベントは主に子供たちを対象とした森林体験教室。「きこりになろう」のタイトルにあるように木も伐ります。今回はガールスカウト東京都を中心に27名の参加がありました。

開会式の後は森林散策。まだ凍った雪が残る径路を歩きながら、樹木クイズ「この木はなーんだ?」に挑戦です。スギ、トチノキ、クロモジなど10種の樹木の性質・活用等をJFIKスタッフがユーモアを交えて解説していきます。参加者は楽しそう。最後はスズメバチの見事な巣も鑑賞できました。

自然観察クイズ

自然観察クイズ

 

お待ちかね。お昼はキノコ汁とチャンチャン焼き。これもわがスタッフが心を込めての力作。寒い日にはなによりのご馳走です。鍋まで往復する参加者の姿を多く見かけました。

炊事班活躍

炊事班活躍

キノコ汁

キノコ汁

昼食風景

昼食風景

 

午後はまずフォレストノバ(森林整備、環境教育に力を注ぐ学生団体)の望月さんの紙芝居から始まります。森の大切さを解りやすく説明してもらいました。こんな紙芝居、我々もつくりたいものですね。

紙芝居

紙芝居

 

さて、その後はいよいよ間伐体験です。伐るのは径30cmほどのスギ。子供たちはスタッフの指導を受け交互に鋸で受け口を切りますが、少々手こずっている様子。慣れない作業だもの、仕方ないですね。それでも何とか追い口を切るところまで漕ぎつけました。後は皆で力を合わせロープで引っ張ります。ドーンと木の倒れる瞬間には皆感激!さらには径6~7cmのアブラチャンの木も持ち帰り、薄く輪切りにして名札、コースターづくり。お土産にしてね。

間伐体験

間伐体験

ロープを引く

ロープを引く

名札作り

名札作り

 

閉会式では全員に修了証を進呈。アンケートには「寒かったけど、クイズも分かりやすく、木を倒すときの迫力は感激で、森の知識も沢山勉強できました」「自然の大切さがよく分かり、こんな機会あればまた参加してみたい」との感想が多く寄せられました。寒い一日ではありましたが、子供たちの熱意と感謝にスタッフの心は温まったように思います。

ガールスカウト集合

ガールスカウト集合