環境教育出前講座「身近な自然を学ぼう!~植物や生き物の不思議、発見~!」


日時:2013年5月15日(水) 晴 9:35-11:25
対象:横浜市立東品濃小学校3年生
スタッフ:JFIK8名

東品濃小学校では、樹木班活動として1年生から6年生までが校庭にある樹木ごとにグループを作り、一年間様々な遊びや活動を通して交流を深めています。

3年生は、総合の学習で、特定の樹木をマイツリーと決め、継続して観察しています。今回は、校庭の樹木の特徴だけでなく、文化・歴史などを含めて18種類の樹木(センダン、ホルトノキ、ケヤキ、クロマツ、イチョウ、ヤマモモ、コブシ、クスノキ等)の説明と、マイツリーの樹木をクイズ形式で説明しました。

1校時目には、78名の子どもたち全員で日本一大きいクスノキの幹周りがどのくらい大きいか、24mの紐を広げて体験してもらうというアイスブレーキングをし、続けて特定の2~3種類の樹木の詳しい説明をしました。

2校時目は、班ごとに校庭にある樹木の全体的な説明をしました。8班に分かれた子どもたちは、スタッフからの説明を聞いて、樹木に対する驚き、感動、発見等で興奮気味で、観察メモにはたくさんのスケッチやメモで一杯になっていました。

最後に子どもたちは、「一日中樹木のことを勉強したい。」「また絶対来てね。」「知らないことをいっぱい教えてもらって楽しかった。」等々の嬉しい感想を発表してくれました。


21世紀の森 ~初夏の森を歩いてみよう~


開催日:2013年6月13日(木) 雨
参加者:一般29名、JFIKスタッフ:2名

「初夏の森を歩いてみよう」をテーマに観察会を行いました。台風3号の影響が残り、関東の一部に大雨警報の出る中29名もの方に参加いただきました。センター周辺で傘を差しながら、濃い緑の「山滴る」森、ヤマナラシの葉がそよぐ様子、ブナの樹幹流、雨滴を効率よく根に集める葉の工夫、雨にぬれたアジサイの風情、クスノキの葉の香り等、1時間ほど楽しみました。

降雨の中一旦室内に戻り、パワーポイントを使って自然の不思議、植物、動物の生存戦略等についてお話しさせていただきました。

昼食後は2班に分かれて1時間ほど、雨に輝くヤマボウシの花(苞)、ウツギ、イチヤクソウ、ホタルブクロ、ナツノハナワラビ、オカトラノオ等を観察しました。

雨の中の観察会

雨の中の観察会

動植物の生存戦略などを解説

動植物の生存戦略などを解説


神奈川の身近な自然を訪ねて~小田原一夜城とハナミョウガの花の道の散策~


開催日:5月25日(土)晴れ
参加者:一般 52名、JFIKスタッフ 10名

さわやかな初夏の晴天に恵まれた中、箱根登山鉄道入生田駅を 起点として、小田原一夜城(石垣山)をめざして歩きました。

最初に入生田駅のすぐ近くのカゴノキの大木を見て、林道沿いのシキミの栽培地などを見ながら歩 きました。山道に入ると待望のハナミョウガの花に出会えました。まだ咲き始めですが、白色で紅色のすじが入っている可愛らしい花です。参加者から思わず歓 声があがっていました。

石垣山一夜城では参加者の皆さんと一緒に当時の歴史を学びました。途中のミカンの花が咲いているミカン畑では、皆さんと一緒に童心に返って、童謡「みかんの花咲く 丘」を歌いました。その後、ビランジュの大木や真福寺でタブノキ、イトヒバの大木を見て、無事に早川駅で解散しました。

シキミ畑にて

シキミ畑にて

ハナミョウガ

ハナミョウガ

ミカンの花咲く丘を合唱

ミカンの花咲く丘を合唱