一般社団法人日本森林インストラクター協会全国研修会 in 神奈川


開催日:平成25年11月13日(水)~14日(木)
場 所:
 第一日目;かながわ女性センターで受付⇒児玉神社⇒江ノ島神社⇒江ノ島植物園⇒
      かながわ女性センター(夕食・懇親会・交流会)
 第二日目;かながわ女性センター(江ノ電で鎌倉へ移動)⇒鶴岡八幡宮⇒建長寺⇒
      回春院→やぐら群(百八やぐら群等)⇒鎌倉宮⇒JR鎌倉駅
参加者:16名,スタッフ21名

神奈川会の主幹で(一社)日本森林インストラクター協会会員向けの全国研修会を開催しました。

受付の後,神奈川会の内野会長と研修会初参加の鳥海協会事務局長の歓迎挨拶から研修会はスタートし,短い自己紹介アイスブレイクのあと,4つの班に分かれて江ノ島島内の自然観察を行いました。

鳥海事務局長挨拶

鳥海事務局長挨拶

狭い江ノ島の裏道を巡り,海岸植生だけでなく岩本楼や児玉神社などの歴史遺産やコッキング苑や山二つなど珍しい地形も紹介しました。

コッキング苑を観察する

コッキング苑を観察する

夕刻には池田会員による「神道とみつばち」の講演を開催しました。

講演会「神道とみつばち」

講演会「神道とみつばち」

引き続いて懇親会・交流会で盛り上がり,夜が更けていきます。

交流会風景

交流会風景

翌朝はラジオ体操からスタートです。

かながわ女性センター入口でラジオ体操

かながわ女性センター入口でラジオ体操

ラジオ体操のあと朝食までの時間を使ってクラフト「八重のかざぐるま」に挑戦です。皆さん初めてのクラフトで,遅い人でも30分ほどで完成でき,ちょうどよいお土産ができたと好評でした。

朝食前に八重のかざぐるま作りに挑戦

朝食前に八重のかざぐるま作りに挑戦

二日目の出発前に八重のかざぐるまを持って記念撮影

二日目の出発前に八重のかざぐるまを持って記念撮影

江ノ島から鎌倉までは江ノ電に乗って移動します。車窓から太平洋が見えます。

江ノ電の車内風景

江ノ電の車内風景

江ノ電鎌倉駅から段蔦を歩いて鶴岡八幡宮の参道の植物を観察しました。

倒れた公暁の銀杏

倒れた公暁の銀杏

回春院では,庫裡に上がり込んで住職から鎌倉風致保存会の活動をご紹介いただき,さらにはご本尊の解説もお聞きすることができました。期せずして住職から当会へねぎらいの御言葉をいただきました。

回春院住職の解説を聞く

回春院住職の解説を聞く

回春院の森林保全の概要は,黒川会員が紹介してくれました。

黒川会員の解説を聞く

黒川会員の解説を聞く

昼食後,森林管理の現場を見学し,天園コースを経由してやぐらを見学しました。

やぐらの解説を聞いているところ

やぐらの解説を聞いているところ

天園コースを覚園寺方向へ下山し,鎌倉宮で全班が合流して閉会式となりました。研修はこれにて終了です。自然観察だけでなく,地形・地質,歴史や文化も積極的に取り入れた観察会は概ね好評をいただくことができました。また,岐阜研修以来のクラフトも手頃なお土産で,採用してみたいという評価をいただきました。朝晩,気温の低い二日間でしたが,雨に打たれることなく遂行できたことは幸運でした。遠方から参加いただいた会員の皆様には心よりお礼申し上げます。スタッフの皆さまには平日にも拘わらず企画段階から積極的にご協力いただいたことに感謝申し上げます。

鎌倉宮で解散式

鎌倉宮で解散式


神奈川の身近な自然を訪ねて~城ヶ島の自然を楽しむ~


開催日:11月10日(日)  曇りのち雨(強風)
参加者:一般28名、JFIKスタッフ8名

あいにくの強風の中、京急・三崎口駅に集合しました。駅からはバスに乗り換え、城ヶ島に入り、徒歩で城ヶ島公園に向います。途中の道路沿いにはスイフヨウやシャリンバイなどが咲いており、またシロダモの花と赤い実、トベラの赤い実も見ることができました。城ヶ島公園に入ると、鮮やかな鮮黄色のイソギクやツワブキに迎えられました。

ただし思った以上に南風が強く吹き荒れたため、海岸沿いのコースは断念し、ウミウ展望台からウミウを見ました。その後公園内で昼食をとり、北原白秋記念館に行きました。

白秋記念館前の海岸には、北原白秋の歌碑があり、根府川石に「城ヶ島の雨」の一節が刻まれています。ここで、この日のためにと参加者の方が持参された「城ヶ島の雨」の歌詞が皆さんに配られ、皆で抒情溢れる「城ヶ島の雨」を唄いました。

白秋記念館で「縁結びの松」など見学しているうちに、皆で唄った「城ヶ島の雨」が雨を呼び寄せたのか、雨が降り始めましたので、予定よりやや早めての解散となりました。

シャリンバイを解説

シャリンバイを解説

ツワブキ

ツワブキ

ウミウ

ウミウ

波頭

波頭

「城ヶ島の雨」合唱

「城ヶ島の雨」合唱


身近な自然を学ぼう 第3回「身近な樹木を学ぼう」


11月6日 「身近な自然を学ぼう」シリーズの第3回「身近な樹木を学ぼう」を開催しました。午前の座学は深沢学習センターで、午後のフィールド講習は鎌倉中央公園でした。参加者は、受講生28名、JFIKスタッフ5名、JFIK研修スタッフ2名の合計35名でした。

ケヤキの説明からスタート

ケヤキの説明からスタート

カツラやメタセコイア、ラクウショウを眺めた

カツラやメタセコイア、ラクウショウを眺める

田んぼの周りを進んだ

田んぼの周りを進む

(意中に木)ゲームの途中

ゲームでも樹木を学びました

ゲームのまとめ

ゲームのまとめ

ツワブキが所々に咲いていた

ツワブキが所々に咲いていました


かながわジュニア・フォレスター教室 第3回「森で遊ぼう」


日 時:10月19日(土)9:00~16:30
場 所:県立秦野戸川公園
参加者:32名(子ども23名,保護者9名),スタッフ13名

台風の心配がありましたが,雨にならずに第3回を開催できました。第8回の公園祭りと同時開催で,開会式はBBQ場で開催し,アイスブレークのあと,早速火起こしの体験に取り組みました。

ヒデさんのアイスブレーク

ヒデさんのアイスブレーク

火起こしコンテストでは1回戦はB班が8分42秒で1位となり,2回戦はA班が7分42秒で1位でした。

真剣な表情で火おこし

真剣な表情で火おこし

ご褒美はドングリのマスコットでした。

その後炭火をおこしバウムクーヘンを作りました。

青竹で作ったバウムクーヘン

青竹で作ったバウムクーヘン

バウムクーヘン完成

バウムクーヘン完成

昼食後,八重のかざぐるまと葉っぱのお面を作りました。子どもたちの楽しそうな様子をご覧下さい。

かざぐるまと葉っぱのお面

かざぐるまと葉っぱのお面

 今回は従前の反省から,プログラムを盛りだくさんにせず,ゆったりと楽しみながら進める方式とし,アンケートからリクエストの多かったプログラムを取り上げ,安全もまたプログラムの一部として取り入れました。

 閉会式では今年3回参加された子ども5名に表彰状と帽子,どんぐりのマスコットがプレゼントされました。
 
 スタッフ13名という厳しい支援状況でしたが,特に事故もなく遂行できたことに感謝しております。かながわトラストみどり財団や共催の神奈川県公園協会,協賛のコカ・コーライーストジャパン株式会社にも感謝いたします。