神奈川の身近な自然を訪ねて ~鎌倉の名刹『杉本寺』、花の寺『瑞泉寺』等を巡る~


開催日:2月22日(土) 晴
参加者:一般49名、JFIK会員12名

ここ2週間続いての週末は記録的な大雪に見舞われ大荒れの天気でしたが、今週は一転して好天に恵まれた一日となりました。

鎌倉駅に集合し、バスで移動して、奈良時代に創建された、鎌倉最古の杉本寺を訪れました。狭い急な階段を昇り、仁王門をくぐるといかにも古式ゆかしい本堂があり、その中に入ると本尊である十一面観音像を拝観することができます。なお庭は広くはありませんが、色々な園芸品種のツバキが咲いており、目を楽しませてくれます。

その後、ロウバイやマンサクが咲く道を歩きながら護長親王陸墓に向い、花の寺として親しまれている瑞泉寺に入ります。瑞泉寺は、まだ先週の雪が残り、水墨画のような風情がありました。あいにくウメは寒さの影響でまだ咲き始めの状態でしたが、仏殿の背後にあり、国の名勝に指定されている鎌倉期唯一の庭園を楽しみました。

続いて頼朝が建立した永福寺跡を訪れ、広い芝生の公園の中で、参加者の方が持参された歌詞をもとに、唱歌「鎌倉(七里ガ浜のいそ伝い…)」をみんなで合唱しました。
その後、鎌倉宮でオガタマノキなどをみて、寒紅梅が見頃の荏柄天神社を経由し、鶴岡八幡宮で解散となりました。

寒い中でも、ところどころで春の訪れを感じさせるタチツボスミレやオオイヌノフグリの花が咲き、フキノトウも顔を出すなど、確実に春が近づいていることを感じることができる一日でした。

杉本寺

杉本寺

永福寺で合唱

永福寺で合唱

荏柄天神 寒紅梅

荏柄天神 寒紅梅


身近な自然を学ぼう 第4回「身近な野鳥を学ぼう」


2月5日 「身近な自然を学ぼう」シリーズの第4回「身近な野鳥を学ぼう」を開催しました。午前の座学は大和市泉の森「しらかしのいえ」で、午後のフィールド講習は泉の森でした。参加者は、受講生26名、JFIKスタッフ6名、JFIK研修生6名の合計38名でした。

来年度の受講生、募集中です。

講座の後はゲームでリラックス

講座の後はゲームでリラックス

シラカシの池で水鳥を観察

シラカシの池で水鳥を観察

アオサギとホシハジロ

アオサギとホシハジロ

班別に森の中へ向かう

班別に森の中へ向かう

森の中で鳥を探します

森の中で鳥を探します

この時期、雄花の目立つハンノキ

この時期、雄花の目立つハンノキ

引地川でキセキレイを観察

引地川でキセキレイを観察

コゲラが間近に見られました

コゲラが間近に見られました


21世紀の森 ~冬の野鳥観察~


開催日時:2月1日(土)9:30~14:00
参加者数:27名(内こども3名)
スタッフ:JFIK3名、管理事務所1名

今年の鳥の少なさに加え、この日は小春日和で鳥の出が心配されましたが歩き始めてすぐにイカルの採食をじっくりと観察。

そのあとも、ジョウビタキやルリビタキ、カラ類混群、最後には猛禽が舞うところも全員で見られました。

静かに鳥の声に耳を傾ける

静かに鳥の声に耳を傾ける

昼食後は野鳥クイズ

昼食後は野鳥クイズ

足元に気を付けながら下山

足元に気を付けながら下山

最後に猛禽類3種を観察

最後に猛禽類3種を観察