開催日:1月24日(土) 薄曇り
参加者:81名(内JFIK会員 16名)
大寒を過ぎ、まだ寒い日が続くなか、65人の参加者の方が登戸駅に集合し、6班に分かれスタートしました。
駅から歩いてすぐに多摩川に出ます。そこは広い河原となり、宿河原堰までの間にカモ類を中心に多くの水鳥を見ることができます。参加者の方に事前に配布された「宿河原・生田緑地の野鳥たち(冬編)」には、35種の野鳥の写真が掲載されており、それを見ながら、観察にいそしみました。
二ケ領せせらぎ館で多摩川の歴史・地理・自然を学び、その後二ケ領用水のせせらぎ沿いを歩きます。人工の用水路ですが、すっかり自然に溶け込んだ小川となっています。春になると桜並木がとても綺麗とのことです。
生田緑地で昼食を摂った後、豊かな自然の残された園内を、カワセミやジョウビタキなどの野鳥を観察をしながら歩きます。枡形山では、展望台に上り、360°の素晴らしい眺望を楽しみました。
その後、源頼朝の御家人の一人であった稲毛三郎重成の館跡と言われている広福寺に行きます。境内にはタイサンボク、ムクロジ、タラヨウ、ボダイジュなどの樹木があります。ここで、今日観察した野鳥の「鳥合わせ」を行いました。各班40~50種の野鳥を観察することができました。
予報では晴天とのことでしたが、薄曇りのやや寒い中、身近な自然と冬鳥を堪能した一日でした。