開催日:2月24日(土)薄曇り
参加者:131名(内JFIK会員18名)
大磯駅に集まった113名の参加者は10班に分かれ、島崎藤村夫妻の眠る地福寺を皮切りに、同志社大学の創立者新島襄終焉の地碑、西行の歌に因んだ鴫立庵、旧山内豊景邸跡に建てられた大磯町役場の近辺にある山県有朋などの別荘跡を訪ね、島崎藤村が晩年を過ごした居宅を見学しました。
その後、樹齢200年を超える松もある旧東海道の松並木の下を通り、旧陸奥宗光、大隈重信邸、西園寺公望邸、池田茂彬邸や旧伊藤博文邸である滄浪閣などの邸宅、別邸を見て旧吉田邸へ到着。
昭和19年から亡くなる昭和42年まで住んでいた旧吉田茂邸は平成21年に焼失し再建中ですが広い庭園には松林、四方竹、洋風のカナリーヤシなどがあり、ちょうどウメが盛りで、散策を楽しみました。
昼食後、県立大磯城山公園旧三井別邸地区へ移動、ここでは茶室の庭にあるウラクツバキ、フッキソウや多くの樹木が茂る豊かな自然を楽しみました。園内にある大磯町郷土資料館の前で解散しました。
大磯にはこのように明治時代以降に建てられた多数の政財界人や文化人の邸宅、別荘があり、それらの歴史を思いながら、旧吉田茂邸を散策し、旧三井財閥本家の跡地である県立大磯城山公園の自然を楽しみました。