開催日:6月20日(土)
参加者:62名(内、会員12名)
梅雨の間の中休み。今日は昨日までの梅雨空がうそのような晴天。参加者の方々が皆さん、“晴れ女” “晴れ男”なのでしょう。
JR御殿場線上大井駅に集合して、初夏の曽我丘陵里山の散策開始。ヤマホタルブクロ、クサノオウなどが道端に咲く丘陵の登り坂を越えると、果樹園や畑が広がる里山の風情が目の前に。クリの花の香りがいっぱい。
遠くに今日の最終目標地、ブルックス大井事業所(旧第一生命ビル・・皆さんも東名高速を走りながら見たことあるはず)を望みながら草花観察。道端にはアカバナユウゲショウ、ヒエンソウ、ケキツネノボタン、コヒルガオ、シロザ、チガヤにカモジグサ。
サトイモ、ラッカセイ畑の間を抜けて了義寺へ。まず、門前のタラヨウの大きな葉っぱに皆さん“へぇ~”。切手を貼れば葉書として使えるとの説明を聞いて、また、“へぇ~”。
了義寺から明るい里山を歩いて、再び丘陵を登る。樹木に囲まれた道は、ゼンマイ、タチシブ、ホシダ、ベニシダ、コモチシダ、イタチシダ、ミツデウラボシなどのシダの宝庫だった。
しばらく登ると、今日の昼食場所の「丁字ヶ原農村公園」に到着。近所の農家の農産物販売所もあり、お買い物をする方も。
昼食後は、足柄平野や遠くに相模湾を見ながら丘陵を下り、ブルックス大井事業所へ。途中の下り坂道は、オカトラノオ、キキョウソウ、イチヤクソウ、ヤマユリ、ヤマホタルブクロ、それと杉やヒノキ林。
ブルックス大井事業所に到着。皆さん、アイス(ホット?)コーヒーでのどを潤わされた。一息ついたところで、今日の爽やか曽我丘陵里山観察会はお開きとなりました。

里山の風情が広がる

草花観察

了義寺

シダの宝庫

果樹園を通って「丁字ヶ原農村公園」に

足柄平野を見ながら丘陵を下る