日 時:2016年2月24日(水)、28日(日)10:00~15:00
参加者:113名(内JFIKスタッフ18名)
今日は、大磯東側にある明治以降の政財界人や文化人の邸宅・別荘跡を訪ね、住宅街のオープンガーデンを楽しみ、徳川家にゆかりのある高来神社や旧東海道松並木を経て澤田美喜記念館(澤田美喜さんはエリザベス・サンダース・ホームの創設者)に至るコースです。
寒いながらも爽やかな雰囲気の大磯駅前をスタート。ヤブツバキ、ヤブニッケイ、ハゼノキなどに囲まれた加山又造邸宅をへて安田善次郎別荘跡へ。
住宅街のオープンガーデンでは、カワヅザクラ、ギンヨウアカシア、サンカクバアカシア、ミツマタ、ユーカリ、ジャノメエリカ、ハクチョウゲ、ストレチア、シマトネリコなど野山では見ることのできない草木花を堪能しました。オリーブそっくりの実を付けたホルトノキの大木に、参加者の方々は、「ヘェ~、よく似てるなぁ」、と感心。
神仏習合時代の名残を体感できる高来神社で昼食をとった後は、旧東海道化粧坂を通って澤田美喜記念館へ。化粧坂にはかつて一里塚に植えられたエノキの古木があり、当時の大磯宿の賑わいに思いをはせることができました。
クスノキ、スダジイ、ケヤキなどのうっそうとした大木に囲まれた澤田美喜記念館では、澤田美喜さんが戦後の混乱のなかで、混血児救済と養育に尽力した偉業についてのお話を伺い、身が引き締まる思いを抱きながら、大磯の一日は終了しました。