開催日:11月16日(水)晴れ および 19日(土)雨のち曇り
参加者数:両日合わせ一般53名、JFIK会員18名
11/19(土)は雨模様の中をスタートとなりましたが、11/16(水)は天候に恵まれた中での観察会になり、相鉄線鶴ヶ峰駅に集合し、11/16は4班、11/19は5班に分かれ陣ケ下渓谷に向ってスタートしました。
しばらく歩くと、帷子川親水緑道となります。この緑道は、旧帷子川河川沿いに作られた道で、ザクロ、コブシ、アカシデ、エノキ、シラカシ等の樹木も多く、豊かな自然に恵まれています。駅からほど近い場所に、このような自然に恵まれたところがあることに、参加者の方は驚いていました。
その後は市街地を歩き、樹齢350年で「かながわの名木100選」の嶋崎金子稲荷のタブノキや井上伝小路屋敷跡等を見て進みます。
お昼の時間に陣ヶ下渓谷公園に到着し、昼食休憩とします。
昼食後は、いよいよ渓谷に向って歩きます。階段が七段、五段、三段でできている「みずのさかみち」を下ります。右手前方には、水道道沿いに埋設されている、直径が2mもありそうな水道管を見ることもできます。その後公園内に入り、コナラ、クヌギ、ムクノキ、ミズキ、サワラなどの高木が生い茂っている道を歩き、下って行くと、渓谷となり、この川を徒渉します。
横浜で唯一の渓谷であり、参加者の方からは「横浜にまだこのような渓谷が残っているんだ!」との歓声が飛び交います。
その後、陣ケ下渓谷を見下ろせる水道道向台公園を歩き、横浜FCの練習場もある西谷浄水場をとおり、横浜水道記念館に向います。
記念館では、展望台からの眺めを楽しむとともに、近代水道の歴史を学びました。
秋の一日、横浜の秘境と近代水道の歴史を楽しんだ日となりました。