かながわジュニア・フォレスター教室2017 第1回「森を知ろう」


日 時:6月24日(土) 9:00~15:10
場 所:県立四季の森公園
参加者:一般22名、JFIKスタッフ12名、トラスト財団1名、看護師1名

梅雨の合間の晴となり暑い中の活動となりました。スタッフは北口事務所前に集合、ミーティングを行い9時から受付開始。多少の欠席もありましたが合計22人の参加者で予定通り4班に分けることにしました。

かながわトラストみどり財団の挨拶のあと、スケジュール等の紹介、安全については特に熱中症対策の水分補給等について説明をしました。次に愉快なストレッチ体操で身体をほぐして出発。

今年の森を巡るクイズラリーは、森の役目、大切さを知るために、その基礎となる水の循環に注目した内容です。水がどのように流れ、その水を植物がどのように吸収するか等、森の生き物や植物を観察して、理解を深めるのが目的。水の動き、樹々の比較、葉の付き方、役目等の質問をつくりました。各リーダーは標識のある場所等で子供たちに問い掛け、考えさせ、解説を加えていました。時には大人の想像を超えた子供たちの答えに、リーダーが戸惑う場面もありました。

12時頃ワークセンター到着、昼食・休憩後、13:00よりゲーム開始。最初は動植物のカルタ取りです。例年同様、班別対抗にしたので、大いに盛り上がりました。昨年、時間の関係でカットとした決勝戦まで行いましたが、ここまで来ると学習効果もありカルタの取リ方は相当早くなっていました。

次に「コウモリと蛾」のネイチャーゲーム。このゲームはまず10人位で手をつなぎ人の輪を作ります。その中で1人が目隠しをしてコウモリになり、蛾になった3人に声をかけながら捕まえるというものです。小さい子がコウモリになった場合少し大変でしたが、そこは輪を小さくしてカバー。大変な熱気となりました。感想文でもこのゲームが一番面白かったというのが多かったようです。

小休憩後、プログラムリーダー手書きの紙芝居よるクイズラリーの回答と森の役目の解説、さらにストローと長いチューブによる樹の水の吸い上げ体験。いずれも参加者は森の役目それを構成する植物に対する興味を深めていました。

この後アンケート・感想の記入と発表、修了証授与と講評の後閉会となりました。アンケート・感想にも「ネイチャーゲームが楽しかった」「水や森の役割が分かった」「また参加したい」との声が多くありました。

2017年度の第1回かながわジュニア・フォレスター教室は、天気にも恵まれ、参加の皆様、多くのスタッフの協力で、無事終了することができました。

第2回「森で暮らそう」は足柄森林公園丸太の森で1泊キャンプです。詳細はこちら

活動の様子を写真でご覧下さい。

北口で受付

開会のあいさつ

ストレッチ体操

蓮池付近で観察

クヌギの解説

ホタルと水の説明

葉はどのように付いているかな?

この水はどこから来たの?

昼休みに草笛の練習

後援いただいたダイドーさんの飲み物を美味しくいただきました

生き物カルタ取り

ネイチャーゲーム

紙芝居で森の説明

感想発表

閉会式で修了証授与

最後に参加者全員で集合写真